【コラム】全ての生き物との共存をめざし♥わたし達にもできること

動物達の苦難を目の前にして、「私なんかに一体何ができるんだろう?」

そんな風に思っている方も沢山いるのではないかと思います。でも思っているよりもできる事は沢山あります。アメリカで活躍するビーガンの料理研究家・活動家のコリーン・パトリック・ゴードローさんがいっていた言葉に「全てを完璧にできないからって、何もしないよりも、一つでもいいからやる事が大切。」というのがあります。そういう私も完璧なんて言葉からはほど遠い人間の一人。でも完璧になんてなる必要もなければ、そうやって意識しすぎる程、「完璧」から離れてしまうような気がします。

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もしあなたが過去にペットショップから犬を買ってきたからといって、「シェルターでボランティアするのは偽善者と呼ばれるのではないか?」と考えるよりも、「それが今私にできるひとつの事。」——またあなたが、現在お肉を食べているからといって、何もしないというよりも、例えばお肉を週に一日食べない日を作るという事も「できるひとつの事」と考えてみる事。

その他にも私たち一人一人にもできる事はあります。

私たちは当たり前のように、動物実験は必要なものだと盲目的に信じている節がありませんか?一ヶ月に一回でも、一年に一回でも、自分の部屋の大掃除をするように、自分の中にある固定観念の大掃除をしてみる事も大切では?
  • ペットショップ、インターネット、繁殖場所を見せないブリーダーからは動物を買わない(信頼のおけるブリーダーさんとは?)。
  • 動物愛護センター、保健所などにいる動物の一時預かりボランティアをする(フォスター)、または引き取って飼う。
  • 現状を学ぶ。インターネットを使えば、自分の利益の為だけに繁殖させるブリーダーや、ペットショップの現状などを簡単に知る事ができます。

そしてこの世界には、犬や猫や鳥などのような身近にいる動物たちばかりではなく、野生動物や家畜動物など、私たち人間によって大変ひどい目にあっている動物達が沢山います。上にあげた項目以外にもできる事は沢山あります。

  • 動物実験を行っている化粧品、シャンプーやボディケア製品は買わない:どの企業が動物実験をしていないかをきちんと調べ、把握するのは消費者の私たちの責任です。どの会社が社会的に責任のある製品を作っているのかは、今はインターネットがあるので、検索すればすぐにみつかります。私たちは当たり前のように、動物実験は必要なものだと盲目的に信じている節がありませんか?一ヶ月に一回でも、一年に一回でも、自分の部屋の大掃除をするように、自分の中にある固定観念の大掃除をしてみる事も大切では?「私は疑いもせずこう思って来たけれど、これは真実だろうか?」と好奇心を持つ事は健康的な事だと思います。
  • 毛皮や皮製品を使わない:「生きたまま」残酷に毛皮や皮を剥がされ、息も絶え絶えの中それでも生きている。そしてそんな姿のまま捨てられる犬、猫、キツネ、ミンクなどを「ファッション」と呼べますか?毛皮はいらない:No-fur.orgにて、毛皮がどのように生産されているのか知る事ができます。
  • 菜食へのトランジションにトライ!私自身も、2007年の5月までお肉を食べ、卵や乳製品を食べていました(今も乳製品や卵の入った食べ物や魚介類を食べるときもあります)。いわゆる「ベジタリアン」になるまでは、「ベジタリアン」という響きに「極端な執着をもったクレイジーな人達。」という印象を感じ、敬遠していた一人ですので、「ベジタリアンになる。」という事に抵抗を感じられる気持ちがよーく分かります。ただ、色々な事をきっかけに、結局自然とベジタリアンへと移行していったのです。正直、「自分はベジタリアンである!」というレッテルを自分に貼るのに少し抵抗を感じますが、そうである、そうでない、または「レッテルを貼りたい」「貼りたくない」という事自体にこだわるより、なぜこのような食生活を自分で選んだのか、という事実を常に頭において、自然に、そしてハッピーにベジィ・ライフ実行中です。ほんとに「あれを食べられない。」「これも食べられない。」という感覚は一切なく。自分の身体にも、地球の環境にも、そして愛する動物達にも優しい生き方をめざしています。世界ではまだまだベジタリアンの世界は理解されておらず、それこそ乳製品の業界やお肉の業界からの「カルシウムは牛乳から!」「たんぱく質はお肉から!」という偏った情報を聞かされてきた方々から「ベジタリアン?たんぱく質はどうやってとるの?」「カルシウムは?」と心配される事もあります。ちなみにカルシウムは海藻類や緑のお野菜から、たんぱく質はお豆やナッツ類からちゃーんととれますよ♬
  • 菜食でない人を頭ごなしに批判、罵倒しない。ビーガンであろうと、ベジタリアンであろうと、フィッシュ・ベジタリアンであろうと、肉食であろうと、私たち自身が、自分の納得する生活をする事が大切であり、「批判、罵倒、見下げる」行為は家畜動物達の肉を食べる食べない以上に、悪いエネルギーを発しているのではないでしょうか?菜食の私でさえ、見ていていやーな気分になる言動などを見かけます。そのような経験から、人間の言葉を話さない動物の代弁をしている時は(と勝手に思ってます ( ̄m ̄*))「今の私の発するエネルギーはどうなんだろう?」という事をよく考えるようになりました。もちろんまだまだ未熟で、動物に苦痛を与える人の話やビデオを見たり、「自分の思想」通りに言動しない方々に対し、言いたい放題ジャッジメントして、全体のバランスを見ようとしない方を見かけるとムカーッ!っとなったりしますが(笑)動物達って、私たち人間が「動物だけだったり、人間だけではなく、すべての生き物に愛を持って対応する」精神や魂の成長を助けてくれている様な気がしてなりません。ですから、「かわいそうな動物達・・・。」「私たちがいないと動物達は・・・。」「世の中の人はのんきにまだお肉を食べているのか?」などという他人のジャッジモードに入りそうになったときは、意識を自分に戻して、「動物達は今私に何を教えてくれているんだろう?」とその経験から学ぼうとする事が大切ではないでしょうか?あ、もちろんこれは逆の立場でも同じ事ですよね。菜食のお友達や家族を頭ごなしに不思議がったり、否定したりせずに、頭&心をオープンにしてみる事。いかがでしょう?
牛さん@ファームサンクチュアリー
この牛さんは、食用で殺されそうになっていたのを保護され、その後はカリフォルニア州にある全米で一番有名なファームサンクチュアリーにてしあわせに暮らしています。

自分のペースで♥同時に相手の進化のペースも尊重する

もちろん、これらの事を100パーセント実行しなければ、あなたはひどい人だ、なんて事はありません。どれを実行するか、または実行しないかは、各個人にそれぞれの人生があるように、その人が決める事ですよね。そして、いきなり全部実行するには、大変なストレスになるかと思います。そんな事をする必要はまったくないんですよ♫

まして、動物の事を思う気持ちが大きいあまり、他の人を必要以上に攻撃したり、見下したり、物事に執着したり、自分を犠牲したりする事はないのです。それこそ「ああー、自分は○○の為にこんなに自分を犠牲にしている。」や「あの人はお肉まだ食べてるの?何にも分かってないのね!?」などというエゴやストレスはあなたの為、動物達の為、そして地球の為に逆効果です。他の人の立場や、その人のおられる環境に立って考える事、そして何より自分を愛する事、自分に優しくなる事も忘れないでくださいネ。まずは一つの事から始めるのはどうでしょう?例えば、今使っているシャンプーがなくなったら、動物実験していなかったり、動物成分を使っていないシャンプーを使ってみる。とか、毎週月曜日はご飯にお肉を使わない日(ミートフリーマンデー)にするなど小さな事から初めてみればいいのです。

それはその方とあなたの間に起こった「思想の違い」であって、動物愛護や菜食そのものが悪い、または問題のあるものではないという事です。

もしあなたが、動物愛護に携わる人や菜食(ベジタリアン、ビーガンなど)の方々に言われた言葉に傷ついたり、嫌な思いをしたりしたとします。そこで覚えておいて欲しいのは、それはその方とあなたの間に起こった「思想の違い」であって、動物愛護や菜食そのものが悪い、または問題のあるものではないという事です。たった数人の動物愛護者、又は菜食者の言葉で、動物を敬愛するという事自体を否定してしまうのはとても残念です。ですから「ああ、この人と私の思想はちょっと違うな。ま、そういう事もあるしな。」くらいの感覚でいる事でいいんではないでしょうか。世の中、全てがはっきりとした白と黒に分けられる事はないんですよね。なかには、動物性のたんぱく質をとらないと生きてゆけない身体の方もいると聞きました。頭ごなしに肉食は間違っている!というのではなく、菜食の私も、もう少し色んな事を学んでゆかねば、と思いました。こんな記事を書いている私ですが、常に他の人の事をジャッジし、それに気がつき、「あ、またやっとるわ。」とプチ反省する、の繰り返しです(笑)。

最初は動物のためだけに、と思って始めた事だったのですが、自分が得るモノの方が大きかった様な気がします。一番感じたのは周りの動物とのつながりを非常に感じるようになりました。庭にいる小さな鳥の存在を心から愛おしく感じられるようになり、毎朝犬達の散歩をする時にその子に会うのを楽しみにしています。

「いい人ぶってる、自己満足だ、偽善者だ」と言われた場合はどうする?

確かにそういわれると、最初はムカつくし、悲しくなりますよね。(私もまだまだ未熟です、そのアタリ!)残念ながら、良い事をしたり、前向きな事を言っていると、心と頭のバランスがとれていない理屈のみで食って掛かってくる人もいますよね。そういう場合はどうすればいいのか?私の場合はそういう場合、「その人にはその人の人生がある。こういう活動に嫌悪感を感じる人にはそれなりの理由があるんだろう」と、その人達の状況を理解する努力をして、あまりむきになって対応しないようにしてます。「私のやり方を分ってほしい」または「こうするべきだ」などという事を相手に押し付け、コントロールする事に集中していると、本当に大切な事を忘れてしまいがち。そうなる気持ちはとてもよく分ります。私自身もそういった感情がよくお腹の中から出てきます。でもそんな自分を「自覚」した時から私たちは平和に向って歩き始めるのだと思います。常に自分と向き合い、自分の心が喜ぶ道をただ歩く。ガンジーさんがいった言葉「世界を平和で満たしたいならば、自分が平和でいる事」モットーに♥

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