フィリピンの南部に住む9歳の少年ケン君。物心ついた頃からいつか動物の保護センターを作りたいと思っていたそうです。2014年2月にこの少年が野良犬達にエサをあげる写真がインターネットで広がると、彼の心優しい行動に、世界中の人達から寄付が集まりました。
Photo: Happy Animals Club
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世界中の人達からの寄付のお陰で、今では犬達にクオリティーの高い缶のエサや獣医の診察を受けさせてあげる事ができたケン君。以前は痩せて、皮膚等に病気の見られた犬達も健康になってきました。
みんなの助けのお陰で、犬達の体重も増え、怪我も治ったし、抜けていた毛も生えて来たよ。そして人間は恐くないって学ぶ事ができたんだ。〜ケン君
Photo: Happy Animals Club
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ハッピー アニマルズ クラブに来て2ヶ月経った犬達だよ。この子達は「ブラッキー」、「ブラウニー」と「白い仔犬ちゃん」。この子達はもうすぐ譲渡されても大丈夫な程に回復したんだよ〜!〜ケン君
Photo: Happy Animals Club
2014年5月1日、ケン君は寄付されたお金で302.5坪の土地を訳15万円($1,500)で一年の間レンタルする事ができました。まだその場所を動物達でうめる事が出来る程のお金はありませんが、近々そうできるようにしたいと考えているそうです。
ハッピー アニマルズ クラブの第一のゴールは地元の保健所から犬達を引き出し、新しい飼い主さんを見つける事。現在の所保健所に収容されている犬の中で保健所から出てこられるのはたったの20−30%だけ。フィリピンにはそのような状況の動物をなんとかしようと動き出す動物愛護団体はいないという事です。
ボクは理由もなく殺される沢山の犬達をできるだけ沢山救いたいんだ。それを叶えるため、2014年5月8日にボクが最初にやった事は、狂犬病の予防接種を受ける事。〜ケン君
Photo: Happy Animals Club
この次のステップとして、ケン君は出来るだけ沢山の犬達を救えるよう資金を増やす事が必要であると考えています。それと同時に犬達のリハビリが終わった後、新しい飼い主さんに譲渡できるようなシステムを作り上げる事も必要になってきます。フィリピンでは純血種(ピュアブレッド)の犬しか人気がなく、純血種と同等に賢く、人に忠実で愛される価値がある雑種犬は、残念ながらあまり好かれていないため、譲渡がうまくいく為には、これからも様々なチャレンジがあると思われます。
9歳のケン君が管理、運営(ケン君のお父さんの助けのもと)するハッピー アニマルズ クラブでは、皆さんからの寄付を募集しています。日本からもペイパルにて寄付が可能です。千円でも二千円でもフィリピンでは大きな力になります。心を動かされたら是非寄付し、ケン君とフィリピンの犬達の仲間になってあげてください♥
ハッピー アニマルズ クラブのウェブサイトでは、随時アップデートが更新されています。最近では「ディッパー」と名付けられた痩せた小さな犬を保護した様子が、サイトの下の方に掲載されています。
ペイパルによる寄付(ドネーション)
http://www.happyanimalsclub.org/woof.woof?p=donate
振込による寄付
銀行名: UNIONBANK
銀行口座名:HAPPYANIMALSCLUB INC. (no spaces!)
銀行口座番号:102840013537
銀行のSWIFT CODE: UBPHPHMM
写真ギャラリー
http://www.happyanimalsclub.org/woof.woof?p=gallery