俳優のチャーリー・シーンの元妻で、現在はBon Joviのギターリスト、リッチー・サンボラとの復活愛が報道されている米女優のデニース・リチャーズさんは、女優としてのお仕事だけではなく、大のアニマル・ラバー(動物大好き)としても知られています。彼女の飼っている犬達はシェルターからのアダプション(譲渡)で、皆デニースさんの家族の一員だそうです。彼女は現在ユタ州にある ベストフレンズ・アニマルソサエティという全米最大規模のノーキルシェルターでボランティア活動をされています。
「隔週月曜日で仕事のない時は、動物のシェルターにいって、30−50匹の犬達を引き出してくるの。引き出されなかったら安楽死になっていた子達よ。ここで私たちが引き出した犬達はユタ州やモンタナ州の施設に運ばれるのよ。私がこのプログラムに参加してから2000匹以上の犬達が新しい飼い主さんの元へアダプションされていったわ。」とデニースさんは言いました。

最近では16歳になるガンを克服した犬を自分の新しい家族として迎えたそうです。「16年間も生きたこの子の命がこのシェルターで安楽死に終わるなんて、考えられなかったの。とってもスィートな子なのよ。」
アメリカでは、この様に俳優や歌手、スポーツ選手などの有名人が普通にシェルターでボランティア活動をしています。その活動を宣伝しても、誰も「売名行為じゃないの?」なんて事は言いません。ごくごく普通の当たり前の事で、生活の一部になっているような感じです。ボランティアって、やってあげるという事よりも、やる事で自分が学んだり、得たりする感動の方が大きかったりするので、是非一度経験してみる事をお勧めします。「かわいそうな動物達」という目で彼らを見ないで、元気に明るく、前向きなエネルギーを動物達に向けてやる事を頭に入れながら、楽しんでみてください。