シェルターの犬とNY州アーバニー郡刑務所の受刑者がお互いを助け合えるプログラム

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アメリカにはこの刑務所以外にも沢山このような効率的なプログラムがあり、犬だけではなく猫のリハビリを行う刑務所もあります。動物好きの受刑者さんにとってはまたとないチャンスですね。動物が心に影を持つ受刑者さんの心をだんだんと暖め、社会に復帰するさい、希望の光を与えてくれるとても良いお話だと思います。〜Big Tree for Animals

米国ニューヨーク州にあるアーバニー群刑務所は、その受刑者とシェルターに収容されてる犬を組ませ、受刑者には職のスキルを、保護犬には新しい家族を見つける事ができるように取り組んでいるという事です。

 


 

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「この刑務所を出たあとの再犯率はとても高く、この刑務所としても、一度出所した受刑者達が2度と刑務所に戻ってこない様な助けになるプログラムを色々思案中でした。」とアップル保安官は言いました。

アップル保安官によると、この新しい取り組みは、受刑者と地元モハーク・ハドソン・リバー・ヒューメイン・ソサエティから選ばれた犬にペアを組ませ、フレンドリーで譲渡される可能性が高いが、今迄しつけを受けた事のない犬達にトレーニングを教えるという試みだそうです。

塀の中で、受刑者と犬は24時間を共にし、ボランティアのドッグトレーナーから犬の社会化方法を学びながら、自分の担当した犬が良い家に譲渡されるようにマナーやしつけを学びます。

この試みは受刑者が出所後、ドッグトレーナーとしての職を探したり、犬が新しい家族に譲渡されるなど両者にとって有利であるという事です。

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