愛する人や動物を亡くした方々の悲しみはとても大きく深いけれど、向こうの世界では「あっ、来た来た〜!帰って来たよ〜!お疲れさま〜!おかえり〜!」ってその到着を喜ばれてるそうです。その暖かい人柄から米国でとても人気のあったニュースキャスターの突然の死に彼の友人&後輩であったマリア・シュライバー(元ニュースキャスター、ケネディ家&シュアちゃんの元妻)がお葬式で読んだ詩がとても心に残っていたので訳してシェアします(私の日本語訳は下手くそですので、ニュアンスが伝わるかどうか不安ですが・・・)。動物に向けられた詩ではないけれど、少しでも悲しみが癒されますように・・・♥〜Big Tree for Animals
小さな船
私は小さな船が地平線の彼方へ消えて行くのを見ていた。
沈む太陽の黄金の光をその白い帆にあびながら、
彼方へ消えていくその船を見ながら、私の側で誰かがつぶやいた。
「(彼は)とうとう行っちゃった・・・」
しかしその海峡の向こうでは、友人達があつまりその到着を楽しみに待っていた。
その小さな船の帆の先っぽが見えたその瞬間、
私の側で「本当に行っちゃった・・・。」という声が聞こえたその瞬間、
「来た!来たわよ!」という歓喜の声がした。
〜作者不明
【オリジナル】The Little Ship
I stood watching as the little ship sailed out to sea.
The setting sun tinted his white sails with a golden light,
and as he disappeared from sight a voice at my side whispered, “He is gone”.
But the sea was a narrow one.
On the farther shore a little band of friends had gathered to watch and wait in happy expectation. Suddenly they caught sight of the tiny sail and, at the very moment when my companion had whispered, “He is gone” a glad shout went up in joyous welcome, “Here he comes!”
~ Unsigned
♥もしよければ「犬の遺言」もどうぞ