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小さな船♥愛する人や動物を亡くした時

目次

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愛する人や動物を亡くした方々の悲しみは、とても大きく深いものです。けれども、あちらの世界では「おっ、来た来た!おかえり〜!よく頑張ったね!」と、温かく迎えられているのだそうです。米国で多くの人に愛されたニュースキャスターの突然の死。そのお葬式で、彼の友人であり後輩でもあったマリア・シュライバーさんが読んだ詩が、私の心に深く残っています。その詩をぜひシェアしたいと思い、日本語に訳しました。(私の訳が未熟で、うまくニュアンスが伝わるか不安ですが…)動物に向けられた詩ではありませんが、少しでも悲しみが癒されますように。・・・❤️ 〜Big Tree for Animals

小さな船

私は見つめていた

小さな船が、地平線の彼方へと消えていくのを

沈む太陽の黄金の光を浴びた

白い帆が、静かに揺れながら

その姿を追いながら

誰かがそっとつぶやいた

「とうとう行っちゃった…」

けれど その海峡の向こうでは

友たちが その到着を今か今かと待ちわびていた

そして――

私のそばで「本当に行っちゃった…」と

寂しげな声が響いた まさにその瞬間

向こう岸では 喜びの声が弾けた

「来た! 来たわよ!」

見送る者と 迎える者

ひとつの旅路に 交差する想い

消えていくことは

終わりではなく

新しい始まりの合図なのかもしれない

— 作者不明

【オリジナル】The Little Ship

I stood watching as the little ship sailed out to sea.

The setting sun tinted his white sails with a golden light,
and as he disappeared from sight a voice at my side whispered,

“He is gone”.

But the sea was a narrow one.

On the farther shore a little band of friends had gathered to watch and wait in happy expectation.

Suddenly they caught sight of the tiny sail and, at the very moment when my companion had whispered, “He is gone” a glad shout went up in joyous welcome,

“Here he comes!”

~ Unsigned

❤️ もしよければ「犬の遺言」もどうぞ

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