1)危険な包装紙
ホリデーシーズンはプレゼントなどの包装紙やリボンなどがお家の中に転がっていたりする事がありますね。もしこのリボンを猫が誤って飲み込んでしまった場合、腸の中にたまり、循環をストップさせるなどして大変危険です。手術などで取り出す必要があり、これに気がつかない場合は死に至る危険な状況に陥ります。
2)クリスマスツリーの飾りなど
猫からすれば、ツリーからぶら下がっている飾りものはとても魅力的なオモチャ同様です。ツリーの下の方にぶら下がっている飾りで猫がアクセスできる物は、万が一猫が飲み込んでしまわないような安全な物を選ぶ様にしましょう。
3)毒性のある植物
クリスマスになるとよくみかける「ポインセチア」は猫にとってはとても危険な毒性のある植物と見なされていますが、万が一ポインセチアを食べた猫の症状(腹痛、下痢)は他のホリディシーズンに見られる植物に比べるとまだ軽い方です。危険な植物:ヤドリギ、松の木の針、アマリリス、ツツジ、やスイセンなど。ホリデーシーズンに特有の植物やお花が家にある場合は、猫が間違っても食べたりできない場所に置く事をおすすめします。その他に猫にとって危険な植物をまとめていらっしゃるサイトを見つけましたので参考にどうぞ。「猫にとって危険な植物」by All About
4)キャンドル
猫はキャンドル自体に興味を示さないかもしれませんが、しっぽでキャンドルと倒してしまったりして大変危険な事が多いです。猫がキャンドルにアクセスできない様な所においておき、特に火のついているキャンドルには十分な注意を払いましょう。
5)クリスマスのごちそう
大好きな愛猫にクリスマスのごちそうのお裾分けをしたくなる気持ちは分かります。でも猫の健康の為にもそれはやめておきましょう。油分の多い食べ物は猫の消化器官によってよくありません。また、どんなタイプの骨も決して与えるべきではありません。ボキっと折れた骨片が内臓を傷つける事があります。
6)ストレス
猫は毎日同じ様に過ごす習慣をとても大切にするいきものです。ですから、ホリデーシーズンなどにスケジュールが変わったり、状況が変わったりする事を好みません。もし、パーティーなどでゲストを招待する場合、あなたの飼い猫が知らない人に慣れていない場合は、静かで、人が沢山通らないような場所を確保してあげて下さい。猫用に設けてあげたこのスペースには、餌、水とトイレを置いてあげる事も忘れないで下さいね。
7)ティンセル(飾りもの)
先ほども述べたプレゼントのリボンと同じく、キラキラしたティンセルも猫にとってはとても魅力的な物です。間違って飲み込んでしまったりした場合は、手術によって取り除く必要を要しますので十分に注意してあげて下さい。
8)猫をクリスマスプレゼントとして送る
人間と一緒に暮らす動物達は、きちんと世話が出来る家庭に貰われてゆくべきです。シェルターや保健所などのリポートによると、捨てられるペットの数は、ホリデーシーズンの直後にとても増えるそうです。プレゼントとして貰ったものの、お世話ができなくなるんですね。
9)クリスマスツリーの下のお水
本物のクリスマスツリーを飾っている場合、ツリーが長持ちするように根の部分をお水に浸けていますよね。そのお水には化学肥料が入っていたりしますので、間違っても猫が飲んでしまわない様に注意して下さい。猫がツリーの根元に近づけないようにセットアップして下さい。
10)移動時の注意
もし実家に帰るなど猫を連れて移動を要する場合には、必ず猫をクレートに入れ、首輪に迷子札、マイクロチップなど、身元と連絡先がすぐにわかるような物を装着してあげて下さい。万が一猫と離れ離れになってしまった場合に猫が自分の元に戻って来る確立が高まります。また、移動先で、緊急の際に連れて行ける動物病院は救急動物病院をあらかじめ探しておくことをお勧めします。移動先で級に病気になったり、怪我をした場合にすぐさま行動でき、とても役立ちます。
スポンサードリンクプロローグ きみと暮らす、きみと生きる。
目次 はじめに
前編 生活編
「ねこはときめく」猫の健康寿命を延ばすための7つの約束
Part1 食のケア
Part2 こころのケア
Part3 必要な遊びと運動
Part4 快適な住まい作り
Part5 安心・安全に暮らす
Part6 美しさを保つ
後編 健康編
「またたびにこい」病気の早期発見につながる7つの約束
Part1 健康管理と予防
Part2 見た目の様子をチェック
Part3 行動としぐさのチェック
Part4 排泄をチェック
Part5 高齢期のケア~健康寿命のために~