米国超有名ゲーム番組司会者ボブ・バーカー「サーカスの動物に自由を」

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アメリカでは誰もが知っているお昼のゲーム番組「プライス・イズ・ライト!」の司会者を35年間に渡って勤めたボブ・バーカーさんは、番組の終わりに必ず「今日も見てくれてありがとう!ペットの避妊/去勢を必ずして下さいね!」という決まり文句を言う事で知られており、芸能活動の他にも言葉なき動物達のために巨額な寄付や活動をしてきた方です。

バーカーさんは1979年よりベジタリアンになり、動物愛護活動をはじめられたそうです。なんでもきっかけは奥さん☆プレゼントした毛皮を「毛皮はとても残酷な産物よ」という事で拒否され、それから色々な真実を学ぶ様になったという事です。それ以来30年間、動物達の為に働いてきたバーカーさん。2007年にゲーム番組の司会者を引退してからは、フルタイムで動物愛護のスポークスマンとして大活躍しておられます。

今年の11月、「エキゾチック(野生)動物の巡業保護法(Traveling Exotic Animal Protection Act)」をサポートする為にバージニア州の民主党員ジム・モーガン氏と米人気ドラマ女優のジョージャ・フォックスさん、アニマル・ディフェンダー・インターナショナルの代表などと共にワシントンD.C.を訪れました。この法律は狭い小屋やケージに入れられたり、頻繁に巡業移動を強いられたりしているサーカスの野生動物達を使用するのを禁止するというものです。

「常に移動しているサーカスの環境は野生動物にとってとても不健康なものです。彼らは本当の喜びが何かを体験した事がありません。私たち人間にだって、調子の悪い時もあります。でもその反対に素晴らしい日もあるはずです。しかし、これらの動物達にはその素晴らしい日は一日もないのです。」とバーカーさんは静かに訴えました。

サーカスといえば、動物達が面白おかしく色んな芸当をする、子供達が大喜び!というイメージですが、影では残酷な虐待や、自然の中で走り回る為に生まれて来た動物達を檻の中に閉じ込めて生活させるという、非常に不自然なライフスタイルを強制するものです。今まで何も考えずに行っていた動物園なども真実はどうなのか、想像して考えてみると、それぞれの答えが出るのではないでしょうか?

ちなみにカナダのシルク・ドゥ・ソレイユは動物を一切使わない人間だけのサーカスで知られています。彼らのパフォーマンスは息を飲む程の美しさと、ドキドキするスリルが常に交差する素晴らしいパフォーマンスです。個人的には3回くらい見てます♬

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