俳優のロビン・ウィリアムズさんは、アメリカの手話を話すことのできるゴリラのココの家に招待されました。これはその時のココとロビンのコミュニケーションを記録したドキュメンタリーの一部です。このビデオの下に大体の訳を載せてありますので、参考にして下さい。
ココはThe Gorilla Foundation(財団法人)という団体にて保護され、そしてゴリラを絶滅の危機から救う為の大使となっています。この団体のミッションは「コミュニケーションを通じての保護活動」であり、ゴリラとの手話によるコミュニケーションを通じ、ゴリラについて学び、ゴリラを守りながら、人間への教育を行う非営利団体です。〜Big Tree for Animals
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ビデオの日本語訳
ロビン:こんにちわ、私はロビン・ウィリアムズです。私はゴリラとコミュニケーションをとるという、今までの価値観をいっさい吹き飛ばしてしまうような経験をしました。彼女の名前は「ココ」といいます。私たちは「笑い合う事」など、とても素晴らしい体験を共有したのです。ココは1000個もの手話を使い、日常の彼女の気持ちや考えを人間とコミュニケーションするのです。例えば、「愛」、「笑い」や「死」についてさえも。。。それは最高で、絶対に忘れる事のできない体験となりました。
女性:あなた(ロビン)がここで一緒に暮らしていいって言ってるわ(笑)。
ココがロビンの眼鏡をとり、自分の顔にかける。
眼鏡を掛けたココの姿を映し出す。
ロビン:ココが僕のサングラスを持ってるよ(笑)。振り返ったら彼女がサングラスをかけたまま窓の外を見てたんだ。とても似合ってたよ(笑)
ココ(手話にて):キミ、追いかけっこ。
女性:オーケー。どこに追いかけてほしいのかな?
ココ(手話にて):くすぐる。
女性:くすぐって欲しいのね。
ロビンがココの脇腹をくすぐる。
女性:その辺りがいいですよ。
ココが動き回りながら、もっとくすぐってほしいようなそぶりを示す。
ココ(手話にて):キミ、くすぐる。キミ、くすぐる。
お互いにくすぐりあう二人。楽しんでいる様に見えます。
女性(ココに対して):あら、ロビンさんをつねっちゃだめよー!
ロビンのズボンについているポケットの中身をさぐるココ。
その中からお財布を取り出しすココ。
「ロビンが本物かどうか、免許書で確認しています。」
ココ(手話にて):くすぐる
ココ(手話にて):くすぐる、くすぐる
女性:そういえば、ココはあなたの映画を見た事あるのよ。もしかしたら、あなたの顔を覚えているのかも。(といって、ロビンのビデオの表紙をココに見せる。)
ココがその表紙を指差しながら、「これ彼だね。」
ココの家の外で──
女性:ココはあなたの事を映画から覚えていたのかもしれませんね。
ロビン:そうかもしれないね。でも彼女は楽しんでいるようだったね。
ココとくすぐりごっこをして遊ぶロビン
女性:ココ飲み物でも欲しい?
ココ:良い。飲み物。
ジュースを飲むココ──
ココ:良い。
外で──
ロビン:楽しかったよ。彼女最高だね。
ココがロビンの手をもって、彼女の口元に持ってゆく。
ココ(手話にて):ココ、愛