アメリカでは犬猫全般のレスキュー活動をしていたり、ネコ専門、妊娠している犬と生まれてくる子犬たち専門、シニア犬または猫専門、犬種専門(例:ボーダーコリーレスキュー、グレイハウンドレスキュー)など色々な種類の動物愛護団体があります。
シニア犬専門のMuttvilleには、 “シニアズ・フォー・シニアズ(Seniors for Seniors)」” や “カドル・クラブ(Cuddle Club)” と呼ばれる高齢者とシニア犬を対象としたプログラムがあります。
スポンサードリンク
カドル・クラブ 〜シニア犬とイチャイチャできる時間〜
英語で “カドル(Cuddle)” とは「抱きしめる」、「寄り添う」、「イチャイチャする」などの意味があります。要するにワンコ達とイチャイチャするクラブですね〜(笑)うちも行きたいわっ!
さて、このイチャイチャクラブ(おいおい、勝手に名前かえるなっ!笑)では、犬と暮らす事のできない高齢者の方々がこのプログラムに参加すると、シニアの保護犬たちと戯れる事ができるというイベントです。このイベントで高齢者の方々は、可愛いシニアの保護犬達との交流はもちろん、自分と同じように犬好きな人たちとの交流もできますね。もちろん新しい飼い主さんとの出会いを待つ保護犬達も、高齢者の方々からたくさんの愛情をもらえますし、まさにWin-Winシチュエーション!こういう合理的なシステム私は大好きです。
シニアズ・フォー・シニアズ
〜シニア犬を高齢の方々に譲渡するプログラム〜
シニアズ・フォー・シニアズは、シニア犬を高齢者の方々に譲渡してもらおうというプログラム。団体によって細かい内容は違ってくると思いますが、Muttvilleさんでは通常支払われる譲渡費200ドル(約2万円)が免除されたり、譲渡が成立した場合、「ウェルカムキット」と呼ばれる犬と暮らす上で必要なグッズ(首輪、ハーネスとリード、フードボウル、ドッグベッド、フード、その子に必要なサプリやお薬など)が渡されるようです。また自宅に犬用のゲートをつけたりちょっとしたホームリノベーションもお手伝いしてくれるそうです。すごーい! *内容は変わる可能性がありますので、Muttvilleさんのサイトを参考にしてください。
こういったシニア犬や高齢者の方々を対象にしたプログラムはMuttvilleだけではなく、アメリカの動物愛護団体でも増えてきたような印象があります。
アニマルセラピーの素晴らしい効果からも見られるように、動物には人を癒すハートの塊のような生きものです。本当にナイスなアイデアですねー!
きっと日本でもどこかの愛護団体さんでやってるのかもしれませんね♬
Muttvilleのワンコたち〜激かわ注意報発令中〜
眠りながらも名前を呼ばれて尻尾フリフリのシニア犬(Muttvilleさんのインスタグラムより)
新しい家族を募集中の超キュートなシニア犬「シトリンちゃん」の動画紹介(Muttvilleさんのユーチューブより)